CBR1000RR

CBR1000RR

価格(税込) ¥1,390,000~1,420,000
満足度

4.48 pt

総合人気ランキング 410  位
クチコミ数(共感数) 25  件 (  31  票)
タイプ スポーツ/レプリカ
平均燃費(※1) 15 Km/L
白、赤、トリコロール
スペック
全長 2,080 mm 全幅 680 mm
全高 1,130 mm タンク容量 17 L
ミッション 6速 総排気量 999 cc
定地燃費 生産有無

※1. 本サイトのクチコミデータより算出

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

’’’ホンダ・CBR1000RR’’’(シービーアールせんダブルアール)は本田技研工業のホンダ・CBR900RR|CBR954RRの後継車として2004年3月31日から発売1されているホンダ・CBR|CBRシリーズのオートバイである。輸出用モデルは’’’Fireblade’’’(ファイヤーブレード)のペットネームが与えられている。

コンセプト

コンセプトはホンダ・レーシング|HRCのワークスマシンホンダ・RC211V|RC211Vのレプリカとホンダ・CBR600RR|CBR600RRの姉妹車という位置づけであり、足回りにはRCVやCBR600RRで使われたユニットプロリンクが採用され、スタイルもRCVやCBR600RRと似たスタイルとされた。また、加えて電子制御ステアリングダンパー、HESD(Honda Electric Steering Damper)を市販車として世界で初めて採用した。

また、Firebladeのペットネームについては、ペットネームがFireBladeだったホンダ・CBR900RR|CBR900RRシリーズの初代からの開発担当者だった馬場上席研究員がホンダを定年退社し、このモデルからホンダ・CB1300スーパーフォア|CB1300 SUPER FOURやCBR600RRの開発を担当した福永主任研究員に代わっており、以前の馬場主任研究員の担当したFire’’’B’’’ladeと区別するためにFire’’’b’’’ladeとなっている。

車両履歴

2004年 – 2005年型

2004年にCBR954RRの後継モデルとして発表。主な変更点として
先に発表されたCBR600RRと近いデザインに変更
*
CBR600RRと同じく、左右独立のライト配置に変更(ロービーム時片側のみ点灯、ハイビーム時で両側が点灯となる)。
CBR600RRと同じく、通常の右出しからセンター出しのマフラーに変更。
*
CBR600RRに続き、ユニットプロリンク方式のスイングアーム&サスペンションの採用。それに伴いピポットレスフレームの廃止。
*カヤバ工業|KYBと共同開発した電子制御方式のステアリングダンパー(HESD)の採用2
*フロントブレーキにトキコ製のラジアルマウントキャリパーを採用(リアブレーキは従来通り日信工業のキャリパーを採用)。
*大幅な重量の増加(国内仕様の乾燥重量で170kg→181kg。2006年のモデルチェンジで177kg)。
2005年には、マイナーモデルチェンジとしてハザードランプを標準装備し、新色と共にロードレース世界選手権|MotoGPワークスチームである、レプソル YPF|レプソルホンダのRC211Vと同一色が限定車として発売された。3(※なお、輸出仕様については、日本国内では限定車のワークスカラーはカラーバリエーションのひとつとして販売されている)。

2006年 – 2007年型

2006年には初のモデルチェンジ4を行い、輸出用モデルで3kg、国内用モデルで4kgの軽量化が行われている。主な変更点として
*AGCカバーのマグネシウム化など車体全体の軽量化
*カウル変更、小型化
*メーターパネルのデザイン変更
*クリアレンズのウィンカー採用
2007年にはトリコロールカラー5と好評だったレプソルホンダのワークスカラー6が限定車として発売された。

2008年型 -

2007年10月1日には、2008年型モデルとしてフルモデルチェンジを行った7。主な変更点として
*完全新設計のエンジン・車体
*カウリングの小型化
*約6kgの軽量化
*07・600RRの考え方を継承した高い旋回性とクイックなハンドリング
*センターアップからショートタイプのアンダーマフラーへ変更
*アンダーマフラー化に伴いスイングアームの延長、ガルアーム化
*クラッチは従来の油圧式からワイヤー式に変更され、アシスト付スリッパークラッチの採用
*フロントウインカー及びポジションランプがミラー内蔵のタイプに変更
などである。
発表されてからは輸出仕様のみ生産されていたが、遅れて国内仕様も2008年7月11日に発売され、後に追加色としてトリコロールカラーも9月5日に発売。2009年2月17日には、日本メーカーのスーパースポーツ車両としては初となるアンチロック・ブレーキ・システム|ABSを装備したCBR1000RRが追加発売された。

シマンテック社のプロモーション企画ノートンファイター用に、黄色と黒のカラーリングにされた2008年型が使われている。

各国仕様の違い

輸出対象国によって様々な違いはあるものの、大別して’’’欧州仕様’’’(ED(European Direct Sales)・EU仕様)、’’’北米仕様’’’(USA・AUS(オーストラリア))、日本国内で販売される’’’国内仕様’’’、の3つに別けることができる。国内仕様と比べて輸出仕様はFirebladeのペットネームを持ち、カラーパターンの変更や、車体番号がVINに変更などの違いがある。輸出仕様の車両を逆輸入して日本国内で使う場合は、ヘッドライトの光軸などの調整や、燃料はハイオクガソリンを使う必要がある。

欧州仕様

最大出力172ps/最大トルク11.7kg・m。
フランス仕様やドイツ仕様など販売国によって出力が制限されている場合有り。
*ヘッドライト消灯スイッチの装備(ED仕様は非装備)。
*触媒|キャタライザを装備。

北米仕様

ウインカーの大型化及びサイドリフレクターの装備。
*速度メーターがマイル表記。
*盗難抑止装置イモビライザー、HISSの非装備(AUS仕様は装備されている)。
*キャタライザの非装備。
正式に公表はされていないが、キャタライザ非装備により出力はED仕様より約6psほど増加、重量は約2kgほど軽量化されていると言われる。
北米でも一部の地区(カリフォルニア州)では、キャタライザーが装着されているケースもある。

国内仕様

*名称を「CBR1000RR」、車体番号「BC-SC57」「EBL-SC59」として販売。
*レギュラーガソリン対応ではあるが基本的にハイオク。取説に注意書き有。
*国内環境規制に対応する為、吸排気口の絞込み、ECUの設定変更等で最大出力および最大トルクを調整。
*180km/hで速度リミッターが作動。
*リアスプロケットのサイズ変更。
*ドライブチェーンに防音材を追加。エンジン周辺に防音材(主にゴム板や樹脂)を配し、騒音規制に配慮。
*ハザードランプの装備(2005年モデル以降)。
*2年間のメーカー保証があり、全国のホンダ系販売店で車検証を見せないで部品注文が可能(逆輸入車は車検証を見せる必要あり)。
*車両のステッカーとマニュアルが日本語表記。

レースベース車両

北米仕様をベースに保安部品と不要装備を除き新車に必要な登録書類(国内向けの新型車用の完成検査終了証や輸入車における通関証明書)が無いモデルであり、エンジンやECUなどがレース用の設定に変更されている。

レース用の為、登録書類や保安基準部品が付属しない上、新規でも地方運輸局運輸支局の自動車検査ラインを通す事が不可な、ナンバー登録ができない公道走行不可のモデルである8910

問題

逆輸入車販売への圧力

登場時に日本国外ではすでに発売されていた輸出仕様車を逆輸入による販売の際にホンダの圧力で販売店が販売できず、結局国内仕様発売後に販売する事になってしまった。さらに、国内仕様もリコール (自動車)|リコール関係で一時生産が止められてしまう事となり、ローンや車両代は払っていながらも販売店やユーザーに車両が供給されないということが起こった。現在では逆輸入車も国内車も普通に流通し、供給されている。

フルパワー問題

前述の通り、国内仕様は国内の規制に対応する為に大幅な出力制限が行われているが、吸排気系のパーツやECUの設定を輸出仕様の物へと変更することで輸出仕様と同様のパワーを得られる。この場合燃料は輸出仕様と同じハイオクガソリンを使い、排熱などの為、防音材などを撤去することが推奨される。

この改造を通称フルパワー化と呼び、当初さまざまなウェブサイトで情報公開が行われていたが、それを見てユーザーがフルパワー化の作業を行い、配線作業の際に誤ってECUを破壊させてしまい、それをクレームで新品に交換させるという事がたびたび起きてしまった。そのためホンダは、現行や先代モデルのフルパワー化の情報をネット上などで一切記載する事を禁じ、ホンダ2輪販売やネット上で情報収集を行っていた一部のショップではフルパワー化の情報が入ってこなくなり、頭を抱えたケースが多い。国内仕様のあるCBR600RRやCB1300シリーズでも同等の問題が起きている。

不具合・リコール

*2004年4月7日から5月8日に生産されたモデルにおいて、スピードメーターの誤差によりリコールが行われている11
*2004年4月7日から2006年1月16日までに生産されたモデルにおいて、発電機|ジェネレーターに不具合があるとしてサービスキャンペーンとして無償交換が行われている12
*2006年2月10日~2007年10月25日に生産されたモデルにおいて、燃料タンクのエアベントパイプの構造が不適切なため、リコールが行われている13

脚注

外部リンク

日本仕様
北米仕様
イタリア仕様